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[商品コード] 2-287-1-1
エゾフクロウの福ちゃん(ふくろうの名前)がおとぎ話的に傘をさしている様子の作品となります。
蕗持ちコロポックル的なイメージなのですが、フキに見立てた木の外皮の内側を加工したモノをカサにしてます。
いつもフクロウ本体やエンジュ台とかを主役説明しておりますが、ここでは一番のわき役のカサの棒に焦点をあててご説明します。
みた感じで分かると思いますが、木の枝です。
こんなもんどこにでも落ちていたり、街路樹の枝先をチョンチョンと切ればいいものだと思われる事でしょう! 意外にも「たかが枝。されど枝」的に安易な調達とはならないものです。
先ずはどうやって枝を!については 私が市の郊外の所有地の木に登って畳6畳分が埋まる位の枝落としをしてきました。伸ばせるハシゴを使用してサヤ付きのノコを帯刀して生木を切り落としました。
地域によって木に葉が生い茂って来る時期が異なりますが、ここ旭川の山地の住宅街では、4月の上旬まで積雪が残っておりまして、雪どけから1カ月経過しない位で草木が生い茂ってきます。伐採した木も5月上旬から中旬にかけて一気に葉が茂ってきます。すると枝分かれした枝も先々から葉が出てくるのでフシの部分が適度な間隔で膨らんだり曲がったり飛び出てきます。
葉が出るまでの間に切り取る必要性があります。
節がどうのということもありますが、葉が生えるとそれを食する虫たちが寄ってきます。羽が生えて葉裏に産み付けるものもいるのですが、それらがエサになるのかアリが木登りして巣くうくらい発生してきます。大きな黒蟻というよりも小粒なアリ科の何とかいうアリですね!だから木に上ると気がつけば体中にアリが群れてます(ーw-;)
樹木の分泌液をエサにしているのかもしれないですが、とにかく葉が生えると木登りが容易でなくなります。ので、タイミング的には4月半ば過ぎから5月の上旬までの一時が私の枝落とし時期となってます。
草むしりやら木々の手入れや冬場の雪下ろしなどで年間20回ほどは手入れやらなんやで行ったりする場ですが馴染みのカラスも常に頭上枝に止まるし、馴染みとまでいかないが馴染んだイモリも寄ってきます。こやつは逃げたりしないで近づいて静止してます。コモドオオトカゲを縮小したヤツです!
こんな感じで私が切った木の枝を使ってノコとカッターとハサミを使用して梟の持ち手にあうサイズにしてます。
意外に木の枝ってありそうでないものですので、街中を見渡してみて下さいね!
手の届くとこの枝が着られている街路樹。脚立をつかって見てみると、枝が太いとか、木の下に落ちている枝ってちょっと触ったらポキッ!て。
簡単そうで簡単でない枝の調達であります(笑) 本品の枝も自然木の枝ですので、抜き差しを注意しないとポキッといったりもしますが、水分を含んだ生木ですのでまだまだ弾力あったりしますが、もしもの時には、自然木での枝の調達をご購入者様ご自身でお願い致します。m(_ _)m

今回の本品のご説明文は、脇役の備品を主役にしたご説明文となりました。
本品のふくろうは、一品作ではないのでまだまだございますが、カサの形状とかそれぞれ異なることから現品画像としております。
枝の長さは、ちょっと長めにしてカサを高く持ち上げる姿が私の好みだったりしたので高くしてみました。 短くしたい方は、ご自身でカッターで鉛筆削りするようにチャレンジ願います。

製造地:北海道旭川
材質:しな材・台はエンジュ
サイズ:梟横幅11cm・奥行き9cm・高さ10.5㎝
カサをさした際の傘までの高さ18㎝
台板横幅15cm・縦幅9.3cm・厚み1.2cm
重量:梟260g・台80g・合計340g
本体価格¥5,000 税込価格¥5,500
価格
5,500円(税込)
(税抜価格5,000円、消費税額500円)
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トミヤ郷土民芸