中にオトシの入った壺のようなカラマツ材の花瓶のデカイサイズになります。
一輪挿しの木製花瓶や数本活けれる木製花瓶はあるものの、なかなか大きいサイズの木の花瓶は存在しにくいのは、なんといっても原材料の木が目的に応じた大きさであることもさることながら、大きくなればなるほど割れのリスクが極度に高まることがひとつ。そして、中に銅のおとしを繰りぬいたサイズにあわせていれるのも、規格サイズのものが存在するわけでは無く、一品作用として用意するモノとなるために容易でないのが理由のふたつめになります。

なぜ民芸品屋に木のかびん・つぼ？となりますが、同じ木の括りとして取り扱っていると言えばそれまでなのですが、トミヤの木彫り工場が５００坪の敷地であった際に木彫り職人が多く在籍して彫り物をしていた他にも、ＨＰにて少し掲載しております、木の状差し・木のペンタテ・木の壁掛け・木のキーホルダー・木のキーハンガーなど、北海道観光土産品としての木製雑貨も製造しておりました。
他にも木の湯呑みやカップなどの木地(きじ）ものと呼ばれるもの、そして花瓶や壺なども作っておりました。(花瓶は数年間ですが）
花瓶などは、専門の職人が存在しておりましたが、なにせ木彫り関連職人は年齢の高い方となりますので、ある一定の年齢で現役を退かなければならない状況があり、引き継ぐことができなかったり、採算があわない等でその分野を止める等。定年だからというよりは健康上の理由がほとんどだったり。。。
そんなことで花びんの大きいｔｙｐｅもちょっと掲載してみました。
もう作ることが出来ない品なので、骨董品屋さんが収集したものを販売するようなことに近い部分もなくはないのですが北海道産の木の花瓶の大きいタイプの一品作です。
画像は、それぞれの面が木目が異なるので、四方からの状態を写しております。

製造地：北海道旭川
材質：カラマツ
サイズ：高さ31.5cm・横幅20cm・奥行き20cm
重量：2990g
売価：本体価格￥53,000　税込価格￥58,300