ナラ材で作った「かぶせ箱」タイプの文庫です。
文庫とは書籍などをしまっておく箱のことを言いますが、何も書籍限定というわけではなく、大事なものなどをしまっておくのにもよいのかも！
保険証書や家の権利書を入れてくっぽい見た目ですね！
上ふたの方は、重みがあり重厚感ある出来になっております。
下の箱の方は、軽く底板は無塗装であわせ板になっております。
重厚感あるかぶせものの難しさとして、きつ過ぎず、緩すぎなくのあわせ箱なのですが、木の収縮などにより木がしまったりしてキツくなってしまう等が生じたりするのが難題の一つです。ので、同じように重みがあり、厚みがあるものを合わせるのは、よほど高級クラフトとして1個数万円クラスになればアリなのかと！
難題のもう一つは、割れが生じたりすると価値がかなり無くなるとのことです。
作ってから30日もするとわかるのですが、厚みのある板状の上ふたの節などから縦割れが生じます。ので、ズッシリした重厚感の文庫は製造元としてはリスクが高い品だったりもしました。小さな節（ふし）や色あせなどを目立たなくする為に着色をしてアイヌメノコなどの人物を彫ったりします。
そういう意味では木の風味をだしたナラ材のシンプルな文庫は書籍入れとしてはイイ品かと思います。シンプルな木目の品が実は1番作るのが難しかったりします。
最後の画像は、見た目で1番悪い？というか黒ずみのある部分を撮影しました。
そんな木製の書籍入れの文庫です！

製造地：北海道旭川
材質：ナラ材
サイズ：横幅22.5cm・縦幅30.5cm・高さ5.7㎝
重量：1040g
売価：本体価格￥7,000　税込価格￥7,700