熊ボッコとは？　北海道や東北地方の方言で棒を「ぼっこ」と呼ぶことから、棒状の熊の彫り物として「熊ボッコ」として昭和31年に誕生しました。創業者の澤田宇一郎の時代に生まれました。
当初は、今現在の熊ボッコの形状よりも細身で少し縦長になっており、棒状のボッコの意味からのものとうなずけるものでしたが、時代と共に体のバランスが凝縮と申しますか、少し縮まり顔が大きく見えるような形状となってきました。目や鼻の間隔などは同じで、製造技法も同じですが、少しづつ進化した形態と申しておきます。

熊ボッコのサイズは、昭和40年代以降１０種類ほどはあり、形状も単独で足を広げて座っている足出（あしだし）タイプや足を閉じているタイプ、子どもを抱えているタイプなど様々あったりしましたが、平成に入り職人の高齢化によるリタイアなど種類を沢山作ることが出来なくなったこともあり、足出しタイプの小・中・大を基本サイズとして作ってまいりました。
年間に誕生させれる数量も限定されておりますので、沢山のご注文を頂くために販路拡大とはいかなく、現状の賄える数量の年間製造にて令和の時代に入りました。
このコロナ禍の中で、数十年ぶりに大きいサイズも少し試してみよう！とのことで誕生させたのが、熊ボッコ特大と本商品サイズのデラックスサイズとなります。
大きくなればなるほど、様々な障害が製造時に発生し、店頭やＨP掲載できる違和感なく誕生となるのは、限られた子たちとなります。
そんな難産の末に誕生した熊ボッコですので、ひとりひとりを撮影して画像現品にての掲載とさせていただきました。

熊ボッコについているナンバーは、誕生してからのシリアルナンバーとなります。（本品に気しあしてないですが）本品のDeluze16は、16番目の熊ボッコデラックスとなります。

製造地：北海道旭川
材質：エゾマツ・トドマツ
サイズ：高さ17cm・横幅8.5cm・奥行き9cm
重量：250ｇ
売価：本体価格￥7,000　税込価格￥7,700