火鉢（ひばち）とは何ぞや？
炭を使用する日本の伝統的暖房器具であり、入れた灰の上で炭を燃焼させるものです。
箱火鉢（はこひばち）とは？
銅製のおとし（炉）を木製の化粧板の箱の中に収めた箱型の火鉢。
長火鉢（ながひばち）とは？
その箱火鉢に付属の引き出しを付け、物入兼用にした横長の火鉢。関東火鉢もしくは江戸長火鉢と言われます。
時代劇でこのような形状のものが、越後屋さん・桔梗屋さんのような番台というか番頭さんが座っている前に置いてあったりしますので、「あっ！　あれね！　テレビで観ていたアレね！」的な　アレです。

本商品は、サイズをご確認頂けたら分かりますが、実用的な長火鉢というよりミニサイズにしたタイプです。
銅製のおとし炉はついて引き出しがついており、火鉢としての実用的でなくても小物入れも兼用のインテリアやディスプレーとしての使用が可能な品になります。
なぜ北海道で長火鉢？
今でこそオンコ材は、高価で手に入りにくい木となってますが、時代的な背景もあり、間伐材でオンコの木が沢山出回っていた時代があり、そのオンコ材を使用した家具や民芸品など沢山作られておりました。
そこに壺や花瓶など銅の「おとし」と呼ばれるものが存在（加工する技術を持った職人と製造業者が存在）していたこともあり、長火鉢のよなものも作られました。
他にもあるの？
オンコ材の家具と申しますか、テーブルや帽子掛けや衝立（ついたて）やらもろもろありますが、全てがトミヤ郷土民芸の店頭には置いておりません。旭川市内の別の商品保管場所にゴロゴロありますが、ＨＰ用に掲載するには、ちょっと労力が・・・で、非公開品としてあったりしますが、おいおいということで・・・
本商品は、店頭に置いてある品になります。（大きくないので撮影できるから）
新品というわけではないので（お売りしたことはないので新品といえばそうなのですが、年代物で擦り傷アリ）

製造地：北海道
材質：オンコ材
サイズ：横幅22.5cm・縦幅（奥行き）12cm
　　　　高さ11cm
重量：600ｇ
売価：本体価格￥8,000　税込価格￥8,800