熊ボッコ特大は、定番サイズの小・中・大サイズのひとつ上の大きさの熊ボッコとなり、大きさが大きくなるほど木目の太さや幅などから、それぞれが全く異なる熊ボッコとなるために、一点物として画像現品を番号付けての掲載となっております。本品のNo62は、顔も体も正面向きのタイプとなってます。
昭和31年に誕生してから今日に至るまでに熊ボッコの形状がふくよかな体系へと変化していっております。都度変化ということではないです。
昭和30年代～40年代と熊ボッコの彫り手も在宅の内職彫り師だけでも80人ほどはおりましたので、個々の出来上がりの熊ボッコも表情に限らず、微妙な違いも今よりも多かったかと思います。ただ、サイズだったり、両手両足の位置や両耳の幅など、微妙な違いの範疇で収まっていたのも、規格外品や部分損壊などのハネ品は全て焼却扱いとなっており、不具合ある熊ボッコを世に出さねい為という考え方は、当時から変わらぬ伝承となっております。
表情の違いでハッキリでるのは、最後の目描きかと思っております。目の幅や位置が、熊ボッコの表情の違いを大きく左右させるものですので、筆描きの目の点がとてもとても重要でした。

そんな年月の経過もありながら、彫り手の減少などから製造を維持するのも大変なことであり、定番サイズのみでの維持に努めておりましたが、令和に入ってのコロナ禍より本品サイズの特大サイズとデラックスサイズを手掛けることができました。　そんなことでの特大ボッコのNo62です。

意匠登録番号　第150788号
類似意匠登録番号　第１号
優良道産推奨品
東北北海道工芸協会賞
郷土振興協会推奨品
仙台札幌通産局長賞
北海道優良輸出品技術賞
神戸輸出デザイン展金賞
全国推奨観光土産品
その他受賞８回

製造地：北海道旭川
材質：エゾマツ・トドマツ材
サイズ：高さ13.5cm・横幅6.5cm・奥行き6.5cm
重量：150ｇ
売価：本体価格￥4,500　税込み価格￥4,950