木彫りの伝統を受け継ぐトミヤ郷土民芸

四つん這いの熊が荒々しく吠えている様子を表現した彫り物です。
四つん這いを大きく分けると「這熊（はいぐま）」というくくりに
してたりしてますが、その熊が吠える（口を開けて歯がむき出し）
の部分も彫り上げることで、彫る技術の難易度があがります。
同じ這ぐまのくくりでも比較的、穏やかな表情の多いトミヤ熊ですが
それは、普通に単独行動として歩いている熊は、表情が険しくはない
ことにより、怒った様子ではなかったりします。
這い熊の定義というものは、特に公的機関で決められているとかでは
なくて、その地域の熊彫りをされている地域だったり、工場（こうば）
のような場所での個人事業主だったり、個々の事業主が仕事上、わかる
表現にて用いる用語となってます。

本品は、梅原作の木彫り熊の「雄志」で、吠え熊の規格は奇数としている
ので、通常は11号、13号となるとこで、本品は11号に相当するところです
が横幅が約32cmで、11号をうたう33cmに1cm満たない等もあり、10.5号と
表記しました。実際は11号としての熊としてます。

製造地：北海道旭川
材質：しな
サイズ：熊横幅32cm・奥行き16cm・高さ18cm
台板横幅31cm・縦幅18cm・厚み3㎝
重量：熊1900ｇ・台板750ｇ・合計2650ｇ
売価：本体価格￥23,000　税込価格￥25,300